今回は4-2-3-1について解説本に従って解説します。
この本によると4-2-3-1は基本の形ではありません。元の基本形があって、派生したシステムです。さらに言うと4-3-3から派生した4-2-3-1と、4-4-2から派生した4-2-3-1があります。
うちも4-2-3-1をやりますが、どっちの考え方に近いか考えると面白いかもしれません。
・4-3-3から派生した4-2-3-1
「両サイドのWGを下げたことで。サイドにスペースが生まれる。セカンドストライカーやトップ下の役割を担ったOMF(攻撃的ミッドフィルダー)が、そのオープンスペースに飛び出す形がやりやすくなっている。また、WGがそれまでのポジションよりも下がった形をとるので、サイドのMFの前の場所が空くことと、MFが下がったのでSBとの距離が狭まって相手にそこのスペースを与えないメリットがある。」


・4-4-2から派生した4-2-3-1

「横並びの2トップを縦並びの関係にすることで、それぞれの役割をはっきりとさせられる。トップのFWはクサビになって味方にボールを落としたり、あるいはキープしてためをつくったえい、ポストマンとしての役割を担うことが多く、一方で最前線のアタッカーとして積極的にシュートを打つことも求められる。トップ下の選手は裏への飛び出しやゲームメイク役をこなすことが求められる。」
うちの4-2-3-1は後者の4-4-2の派生型に近いかなー。トップ下がいると中盤でボールを奪った時の出しどころになるので、やりやすいと感じます。2トップだと2人が裏を狙ったりすると出しどころが裏しかない。マテリアルのように、ラインを高くして「蹴らせよう」というチームにはトップ下に当てて時間を作ったり、トップに当てて2列目から飛び出すのが、成功するイメージです。難しいですが。
あとは、戦術の解説をみると前方の両サイドは「わざと空けている」と書いてあります。敢えて張らない方が良いみたいですね。なぜならこのスペースには後方から飛び出していくときに使いたいからです。現状はこのスペースを後方からの追い越しで使えることは少ないです。トップが流れるのか、オーバーラップするのか、みんなの体力を考えつつチームで考えていくことが楽しいかもしれません。
引用文献:林雅人(2010).サッカープロフェッショナル超観戦術 株式会社カンゼン
